ヨダレカケです。
第24回フィールドナビを開催しました。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

この度は、広島県ネイチャーゲーム協会の協力を頂き、広島大学附属幼稚園との共催で開催しました。ナビゲーターは、総合科学研究科のA先生にお願いしました。附属幼稚園は、「森の幼稚園構想」を推進しており、新たにこの度ご協力を頂きました。お陰様で総勢60名を超える参加を頂きました。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

最初のゲームは、「コウモリとガ」。
夜間にコウモリが餌であるガを捕食する場面を、鬼ごっこ形式のゲームで体験します。
写真では、目隠しをした「コウモリ役」の少年が「ガ役」の女の子を捕まえたシーンです。コウモリは目を使わず超音波でガを探します。ゲームでは、コウモリ役が「コウモリ」と叫ぶとガ役は「ガ」と応えなければならないルールです。音でガの位置を探知し捕まえるわけです。周りの人たちは「壁役」でガやコウモリが叫ぶと「カベ」と答え、両手を広げてガの逃げ道を塞いでいます。子ども達は大興奮。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

次のゲームは、「イモムシ」?だったかな?バンダナで目隠した後、斜面や雑木林を歩き、木々にも触れます。視覚以外の五感を最大限に使って、自然を感じます。多くの方が歩いた距離を長く感じたり、何に触れたか検討もつかないなど、視覚に対する依存度の高さを実感していました。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

子ども達も。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

3つ目のゲームは、「色あわせ」です。各色に対応する自然物を探します。ひとつめのコウモリとガに及び腰だった小さな女の子達も積極的に参加できました。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

それぞれのゲームの後にはゲームの狙いや補足情報などのレクチャーがあります。

Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

色あわせの結果です。集めやすい色。そうでない色。普段は気づかない、感じない体験ができました。普段、足を運ぶことのない附属幼稚園ということもあり、とても新鮮なフィールドナビとなりました。森に作られた魅力的な遊具もたくさんあり、ナビ終了後も子ども達の歓声が聞こえていました。A先生をはじめナビゲーターの皆様、附属幼稚園の皆様、どうもありがとうございました。