ヨダレカケです。

先日の記事で、瀬戸内海で、ソウシハギという南方系の魚が採集されたと書きましたが、この度の口永良部島の調査ではたくさん、見受けられました。

2

さすがに、本来の分布域には、大型の成体がいます。この個体で、全長60cmほどです。島では、時々、食用にもなっており、刺身に、水炊きに美味です。私は、薄造りしたものを、肝を溶いたネギポン酢でいただくのも絶品です。

3

この個体は、少し小さめですが、水中に伸びる太いロープに「擬態」して色を変化させています。私が少し近づいても、じーっとして動きませんが、さらに近づいていくと「ばれてる!もう限界!」とばかりにダッシュで逃げていきました。いやいや、目立ってますけどね(笑)。それにしても、黒潮に乗るとはいえ、はるばる瀬戸内海まで、流れ着くとは。。。。大変な苦労ですね。