夫の緊急手術後、

2〜3週間は予断を許さないと聞いていました。




2週間いた集中治療室から出たという事は、

もう大丈夫!と思っていたらば、

予断を許さないのは変わらないそうな。




同室の方々はどんどんお部屋を卒業されていく中、

夫は卒業できる見込みは全く見えず。




さらに私を不安にさせるポイントとして、

一般病棟に来たのに、

どんどん意識がハッキリしない事が増えて行くこと。




主治医から突然面会時に呼び出され、

これから起こり得る事のお話しがありました。






これからの1週間は、呼びかけにも応じない、

反応もなくなり、ほぼほぼ寝てる事が多くなる。


そんな事を言われました。




と言うのも、くも膜下出血の後に起こりやすい

水頭症を発症しました。




水頭症とは頭に髄液が溜まり、脳を圧迫される事で

意識障害が起こるというもの。




先生からは、


水頭症はよくある流れです。時期を見て

シャント手術をすると、意識はハッキリします。


ご主人は最初の手術の危険な山を越え、

その後の血管攣縮の山も超えて、

今の山はここまで進んできたという事ですよ!


引き続き、意識はなくても呼びかけたり、

麻痺側の手足をさすってマッサージをして

刺激を与え続けてください。


と言われました。




ここからの日々は、これはこれで辛かったな〜




言葉を選ばずに表すと、

脳性麻痺の人にしか見えない夫の様子に

不安と絶望に飲み込まれそうで、

何かしていないと潰れそうな日々でした。