認定試験も近くなり少々焦り気味です。
このペースで大丈夫かな?と思いつつ今日は新幹線の切符を買いました。
千疋屋の杏仁豆腐を買ってきたら子供が喜ぶかな?とか考えつつ勉強開始です。
今日学んだのは病態と治療についてです。
まず脳卒中の病態は大きく分けて4つあります。
動脈硬化により脳血管が狭窄し血栓が詰まる脳梗塞
心臓や大動脈にできた血栓が脳血管に詰まる脳塞栓
脳血管が破ける脳出血
脳表部分の血管が破けるくも膜下出血の4つがあります
それぞれの原因について説明していきます
まずは脳梗塞についてです
主な原因は動脈硬化によるものです。
動脈硬化を引き起こす要因としては,高血圧症,喫煙,糖尿病,脂質異常症などがあります
脳塞栓の主な原因は心房細動や心筋症,心臓弁膜症,洞不全症候群など心疾患に起因するものが多いです
脳出血に関しては最大要因はやはり高血圧症です。そのほかに脳動静脈瘤やもやもや病も要因となるようですが,やはり高血圧が一番のリスクのようです
くも膜下出血の要因は脳動脈瘤です。そのほかには高血圧症や飲酒,喫煙もリスクとしてあげられます。これらとは別に外傷性のくも膜下出血というのもありますね。
脳塞栓症以外はいずれも高血圧症がリスクとしてあげられていることから,高血圧の治療は脳卒中の予防にすごく重要なことだということがわかります。
ここからは脳梗塞急性期の抗血栓療法について書いていきます
まず脳梗塞急性期での治療の目的は
1脳血管閉塞による虚血の早期解除
2虚血による障害の進展抑制
3脳虚血・梗塞による腫れを抑える
4再発予防(血液をサラサラに)
以上があげられます
虚血の早期解除の方法としては血栓溶解療法と血管内治療が用いられます。
血栓溶解療法は抗血栓療法とも呼ばれ,固まった血液を溶かす治療です。
脳卒中ガイドライン2015版では抗血栓療法がグレードAとなっており効果があり行うことを強く勧められている治療です。
抗血栓療法は発症4.5時間以内にrt-PAを静脈内投与し血栓を溶解し血管の開通を目指します。
4.5時間を超えると行うと効果が得られないという欠点があります。
これを補うのが血管内治療です。血管内治療はアルテプラーゼによる効果が得られなかった場合やアルテプラーゼの適応外であった場合で発症から8時間以内に行うことができます。
このほかの急性期治療に抗凝固療法,抗血小板療法があります。
これらについてはまた次の機会に書きたいと思います。
中途半端ですいません。パソコンの充電が切れそうなので一旦終了します。笑