高速で生きたあのひとが可能性にやぶれたって本当?
精神活動を現実に持ち込んじゃいけないの
夢見がちな奴はどこで生きてるんだ
空とアスファルトの間にいる奴は いるにはいるけど
すばやく死んでいく
腹を立てようにも 私は空っぽなんだ
今度こそ強くなるつもりだけど 何が足りないんだろう
私は何ひとつ欠けていないと さけんでみたとたんに
弱者になって泣く
言葉を燃やして動いているなんて
そんなのおどろき はじめて知ったよ
むずかしすぎる できないのかもしれない
意識の中で遊ぼうとすると さすがに私ひとりだけあって
行きつく先はとってもシンプルでタイトだ
あれやこれや いつもは混ざりものばかりかき集めてしまう言葉を
今日は新しく抽象的な概念の元へまとめてしまおう
私の言葉はまだ残されているのか
何もかも 運よく早くに生まれることのできた先人達に
私の言葉はもう使い果たされたのではないのか
私は書庫にある膨大な書籍の中から
季節はずれのバーゲンのように気に入るフレーズを漁っているのではないか
私は何者なのか
大きくなるには常にモノサシの上で働かなくてはならない
よいカラダを駆使してうまく発表しなくてはならない
そして しぼりきった意識にさいなまれて
それさえも はっきりと記憶できなければならない
むずかしすぎる できないのかもしれない