6声に出して言えない 助けがないと 泣けない 理由なしに死ねない ほとんどの瞬間 僕は気をまぎらわしている ささる。ぬく。ささる。ぬく。ささる。ぬく。ささる。ぬく。 脳なし空っぽの僕に材料を放りこむだけで 次々に製造される新しい空想 ありがたい ありがたい 僕はここでは 大きな工場 足早な王子の不親切な後ろ姿は水色 こっきり こっきり 滑稽なリズムを刻む 逃げる王子は弱気 進む王子は強気 僕の視線があるだけで彼はいつでも強気 見られる王子は愛されてるから