外来にて、げっぷが止まらないと訴える
40代の女性の方。
本当に見事なまで、私の目の前でげっぷを繰り返します。
「食道がんでしょうか?」
あれこれと病気を探すのが得意な方が医療機関には多く訪れます。
なかなか40代の女性には食道がんの方が少ない
(平均年齢65歳、男女比6:1)
のですが、これは呑気症(どんきしょう)だなとピンときました。
緊張した時の表現として「息をのむような」という事があります。
本当に人は緊張した時に、大量の空気をのみ込むようです。
それがげっぷ、胸やけ、胃の不快感、多量のおなら等の
症状として表れる場合を、呑気症と呼んでいます。
唾液を1回のみ込むと、同時に2~4mlの空気ものみ込みます。
炭酸飲料をよく飲む人や早食いの人も、空気を多くのみ込みます。
のみ込んだ空気が、のどや食道にたまると、のどの異常感や
食道の異物感を感じます。
その時に、唾液をのみ込んでそれを解消しようとすると、
かえって空気を多くのみ込むことになります。
胃に空気がたまると、胃の不快感や痛み、上腹部の膨満感が生じます。
胃の空気が逆流して出て来るのがげっぷで、空気が小腸を通過し、
大腸にたまるとおならとなって出て来ます。
こうした症状が表れる呑気症は、ストレスの多い人の方が
なりやすいといわれています。
不安や緊張から歯をかみしめる回数がおおくなり、かみしめることが発症を促す要因になるからです。
一般に、リラックスしているときは、上下の歯は離れています。
かみしめるようになると、舌が上あごに張り付くため、
のどの奥に唾液と空気がたまってきて、これをのみ込んでしまうのです。
歯をかみしめすぎると、歯をかみ合わせるときに使う筋肉が緊張して
あごやこめかみに痛みが生じ、
肩や首の痛みや凝り、頭痛、腕のしびれ等の症状が表れることがあります。
さて、この患者さんですが、
内視鏡検査でも異常なく、「呑気症ではないかと思います」
とお話しすると顔に?マークがたくさん浮かんでいました。
医学用語は難しくて、どうもすみません。
「空気飲みこみ症候群」のほうがわかりやすいでしょうか。
その後、背伸びに深呼吸をしていただいたら症状は軽くなったとのこと
大事には至らず何よりでした。
40代の女性の方。
本当に見事なまで、私の目の前でげっぷを繰り返します。
「食道がんでしょうか?」
あれこれと病気を探すのが得意な方が医療機関には多く訪れます。
なかなか40代の女性には食道がんの方が少ない
(平均年齢65歳、男女比6:1)
のですが、これは呑気症(どんきしょう)だなとピンときました。
緊張した時の表現として「息をのむような」という事があります。
本当に人は緊張した時に、大量の空気をのみ込むようです。
それがげっぷ、胸やけ、胃の不快感、多量のおなら等の
症状として表れる場合を、呑気症と呼んでいます。
唾液を1回のみ込むと、同時に2~4mlの空気ものみ込みます。
炭酸飲料をよく飲む人や早食いの人も、空気を多くのみ込みます。
のみ込んだ空気が、のどや食道にたまると、のどの異常感や
食道の異物感を感じます。
その時に、唾液をのみ込んでそれを解消しようとすると、
かえって空気を多くのみ込むことになります。
胃に空気がたまると、胃の不快感や痛み、上腹部の膨満感が生じます。
胃の空気が逆流して出て来るのがげっぷで、空気が小腸を通過し、
大腸にたまるとおならとなって出て来ます。
こうした症状が表れる呑気症は、ストレスの多い人の方が
なりやすいといわれています。
不安や緊張から歯をかみしめる回数がおおくなり、かみしめることが発症を促す要因になるからです。
一般に、リラックスしているときは、上下の歯は離れています。
かみしめるようになると、舌が上あごに張り付くため、
のどの奥に唾液と空気がたまってきて、これをのみ込んでしまうのです。
歯をかみしめすぎると、歯をかみ合わせるときに使う筋肉が緊張して
あごやこめかみに痛みが生じ、
肩や首の痛みや凝り、頭痛、腕のしびれ等の症状が表れることがあります。
さて、この患者さんですが、
内視鏡検査でも異常なく、「呑気症ではないかと思います」
とお話しすると顔に?マークがたくさん浮かんでいました。
医学用語は難しくて、どうもすみません。
「空気飲みこみ症候群」のほうがわかりやすいでしょうか。
その後、背伸びに深呼吸をしていただいたら症状は軽くなったとのこと
大事には至らず何よりでした。