「背伸びの健康効果」

しかしながら、最近、またこのぶら下がり健康法というより、背伸び効果が見直されてきて静かなブームになっています。当時のぶら下がり健康法ではほとんどの人が足を宙に浮かせてぶら下がっていました。ところが、それは間違ったぶら下がり方で、正しいぶら下がりは足を地面にしっかりとつけた状態で無理なく体重をかけることなのです。これを1回につき30秒、理想は1時間に1回ぶら下がるのが効果的とのこと。これって、疲れたときの単純な背伸びに似ていませんか?肩甲骨の付近にある背柱起立筋には褐色脂肪細胞という脂肪を燃焼させる働きを持つ細胞がたくさんあります。(脂肪を取り込むのは白色脂肪細胞といいます。)背柱起立筋を伸ばして褐色脂肪細胞が刺激されると、基礎代謝が上昇し、脂肪が燃えやすい体になります。また、体全体を伸ばすことで腹筋も引き締まり、骨盤の歪みも取れ、血流が良くなり、便秘も改善されます。おもしろいデータがあります。長寿と職業の関係を調べたアメリカのデータですが、長寿の上位にはオーケストラの指揮者や窓拭き職人などがくるそうです。何ということでしょう、どちら職業の人も仕事中は両手を肩よりも上に上げて、まるで背伸びをしているようではありませんか。また、背伸びをすると胸部が開き、深く良い呼吸にもなるそうです。恐るべし背伸びの健康効果!


>>続く