ブログネタ:犬と猫、どっちが好き? 参加中


いまは亡き クロに捧げます



わたしが7歳の ある夜  父が真っ黒な子犬を連れて 帰ってきました。

その犬は 細く 目がくりくりしていて どこか 怯えていました。




それまで庭に遊びに来る 沢山の猫たちが 大好きで 

犬には まったく 触れない子どもでしたが

その日から この子犬は嫌おうなく わたしたちの生活の中心になりました。

言葉が通じない分 彼の表情が なによりの合図です。


彼の名を クロ と名付けました。

迷いに迷った挙句、シンプルに彼の毛の色を そのまま付けたのです。

クロは

私たちのニュースの宝庫

その小さな身体でよく走り、人を観察して

はしゃぐ姿が私たちに元気をくれました。


真っ黒な毛皮のクロは胸の部分だけが、白い三角模様の毛が生えていて

艶があり

とってもハンサムでした。

寂しいときやつらい時は、いつも彼のそばにいって頭をなでたりした事を
思い出します。


可愛がっているつもりの少女は、本当のところ 

彼に慰めてもらう為に 彼のそばにいったのです。



しかし
彼は 我が家に来た時から

お腹に病気をもっていて、何度目かの2月の寒い夜

天国にいってしまいました。

彼の硬くなった身体を触って

初めて

彼がもう ここにいないことを理解しました。



もう少し長生きさせてあげられたかもしれないなぁ
とか

もっともっと可愛がってあげればよかったなぁ
とか

後悔がそこにありました。


彼のお墓は 家の隅にあります。



クロから教えられた事は多いです。

彼は家族のアイドルでした。


だから、犬が好き。

犬に思いがあります。


またつらい思いをしたくないからか

つらい時に慰めてくれるクロがいないからか

大人になった今でも

犬をまた飼おうとは

決して思えません。



でも

クロが好き。

犬が好きです。