告知後にPET、CT、MRIなどの検査を受け、最終診察日を迎えた。
この日を迎えるまでに、次にお世話になる病院を決めた。命を預けるのだから、悩んで悩んで決めた。
診察室に入ると、なぜか大勢スタッフさんがいる。担当医1名、看護師さん5名、研修医3人。狭いのになぜ?
見せ物か?と思ってしまった。
看護師さんは準備がいいのか…すでにティッシュの箱を手に持っていた。
「検査結果をお伝えしていきます」
私のPET検査の画面が映し出され、頭から順にスクロールしていく。
赤くなっている…
頭頸部の癌告知はすでに受けていたから〈赤〉を見ても、受け止めることができた。
担当医がスクロールを始めた時に
『えっ、他にもあるの??』
「ここは脊椎です」
さらにスクロール…
『もうイヤだ!』
叫んでしまった。
「卵巣です」
すかさずティッシュ箱を渡される。
何だよ…私が泣くのわかっていて、こんなに大勢集まって…
やっぱり見せ物だよ…
早く紹介状を受け取って帰りたいよ。
待合室のベンチで泣き続けた。
泣きつくしてから帰ろうと思った。
帰ったら子どもたちがいるから。