「そんな、あり得ない。なつみさんがあの事件の犯人だなんて。」
興奮した。とにかく頭の整理が出来ずにいた。
「落ち着きなさい。まだ決まった訳じゃないわ。」
「なんだよ、人をいきなり犯人扱いだなんて。ふざけるな、だいたいな」
バシン。
一瞬自分に何が起こったのか分らなかった。
「落ち着きなさいって言っているでしょ、まだ犯人じゃないって言っているでしょ。」
そう言われやっと自分が何をされたかりかいした。ゆいに一発ビンタされていたのだ
「クールじゃないなたくみ君、俺はさっきなつみが誘拐されったて言ったぞ。犯人はまず誘拐されない、そう考えると分るだろ。」
たしかに、つとむの言う通りだ。犯人がわざわざ誘拐されましたというはずもない。
「じゃあ犯人は他の奴の可能性もあるんだな。」
「ええさっきからそう言っているでしょ。まだ詳しい事はわからないけどね。」
「まぁっ、今は様子見だけどな。」
「まずは、これからどうするんだ?ゆい。学校に呼び出すなんて何かあるのか?」
俺はゆいの返事に耳を疑った、なぜなら。
「犯人らしき人物からのご指名よ。今日の朝あなたを学校に連れてこいとメールがね。」
まさかと思った。当然だいきなり、あんた犯人から呼び出しくらいましたよ。なんていわれても理解できるか。
「で、他に何か言われたのかいゆい。」
「いいえ、ただそれだけよ。でも何で犯人はあなたを呼び出すなんて。」
いつものように考え込んだゆいだが、俺は分かるかもしれない、犯人が俺を指名する理由が。
「いい顔しているなたくみ君、お前はもう理解したんだな。」
「はい、武器ならここにね。」
そう、武器ならここにある。これはいざという時の保険だこれが奪われたなら俺はどうなるか…。失敗は許されないみたいだな。
「たくみ、犯人からメールゆ。いますぐに教室に来なさいと。」
ゆいが、大声をあげていった。
「行きますか、たくみ君。」
「そうだな。なつみさんのためにも。」
「ごめんなさい。私はここに残るわ、念のために連絡しておくわ。」
「了解、任せたぞ。」
「気をつけてね、教室にはいる時は特にね。」
「いくぞたくみ君。」
「分かってるさ。」
こうして俺とつとむは学校に乗り込んだ。しかし俺は重要な事を忘れていた。そう犯人は1人とは限らないと。


アフタースクール二期八話 fin