寒波という言葉にとやかく言うクレーマーが町にやってきました。寒波ではなく冷波を使えと公園の滑り台の上で叫んでいます。


たしかに熱波の「熱」に対しては「冷」を使ったほうがしっくりくる対応関係になる。他方また、「寒」を使っている寒波を基準に考えると、「熱」ではなく「暖」や「暑」を使うほうがまともな対応関係が保てるという。


それはそうかもしれないが、寒波と熱波はカンパとネッパ、つまり「撥・促音便+パ」のカタチをもつ、インパクト重視のセット。それを無視しているのが気にくわない。


それに「冷波」と「暑波」のセットでは、ビシッと締まらないし、腰砕け感が否めない。


ただ「暖波」は「促音便+パ」のカタチにはなっているが、「暖」が安穏なイメージが濃厚で「熱波」よりマイナスイメージが足りない。なので「暖波」も却下。


そのクレーマーにクレームを返すと、逆ギレして電磁波を出して攻撃してきました。壊滅的なダメージを受けましたが、最後の力を振り絞ってインパクトそのもの、衝撃波で反撃。クレーマーは「おぼえてろ!  次はゼッタイ論破してやるからな」と捨て台詞を吐き、ヘリから下ろされた縄ばしごに掴まって逃げ去りました。


いやいや、こっちはゴリ押ししただけで論破したわけじゃねーし、なんならいくらでも論破されてやるし…。ヤツもなんやかや言いながらインパクト重視やし…。


寒波が町にやってくる

 

 

 

 

 

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