ある書道家の個展で見た「夢」の一文字。


今回出展の作品中、一番大きな作品で、展示室の壁には収まらない大きさなので、床に掲出されていた。


もちろん、ただの水平の床では見にくいので、傾斜をつけた土台に他の壁面材と同じ素材を作り付けて作品を固定し、来館者はその展示室の入り口から鑑賞するという措置が取られていた。


ただ、「夢」の字と左側の壁とその斜面と視点がつくる見え方のせいなのか「儚」という文字にも見えなくもなかった。


おそらく、それも作品を成り立たせるエレメントなのだろう。

今日みた夢の話をしたい

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