服の内側にたくさんポケットを作り、そこに保冷剤を入れて、買い物に出た。


突然、警察官が数人駆けつけて取り囲まれ、職務質問もそこそこに、半強制的に服を脱がされた。


保冷剤に見せかけた爆薬だろ、自爆テロだろなどと陰謀論カブレな言い掛かりを付けられ、警察関係の施設とは思えない怪しい場所へ連行された。


保冷剤を残したほうの左半身は、1℃も下がっています!


サーモグラフィで俺の体温を測定する白衣の係官は、驚きと興奮を隠せない様子だった。