試しに自己流でハッPターンのパウダーを調合してみたら、本物より格段に自分好みで旨いのができた。


しばらくはパウダーのみを味わっていて悦にいっているのもいい。だが人間の欲望は簡単にエスカレートするらしく、気づいたら次のステップへ進んでいた。


ハッPターンをまた買ってきていた。


そのパウダーを丁寧に落としてから、自作のパウダーをまぶして食べてみた。


旨い。やっぱりオリジナルより旨い。


続いて、なるべく味のうすい煎餅で試しても同じく、煎餅が唾液ですぐにやわらかくなる。


パウダーはできた。


これからは、味なしの煎餅づくり、味なしポテチづくりにせっせと励む。それがルーティーン化できれば、もはやハッPターンを買う意味がなくなる。


あの味なんかじゃなく、本当はこっちの味が好きだったと明らかになったわけだし。


あのパウダーの自作に挑戦して似たような経験をした人も少なくないはず。


ただ、それなりに世話にはなった。オッサン風に言えば、ハッPターンを折り返し地点に、本当に好きな味というゴールにたどり着いてハッピーになれた、といったところだろう。ほれ、座布団ぜんぶ持ってけ、文句は言わん。



おやつから離れるが、ついでにやりたかった検証もしてみた。


永谷¥のスタンダードなお茶づけ海苔を買ってきて、あの味が濃縮されている緑色の粒を取り除いて自家製パウダーを混ぜ合わる。


お茶はかけずに、ご飯とざっくり混ぜていただきます。


予想どおり旨い。

当分の間おかずはいらない。