黒幕から差し向けられた刺客は、ひょんなことから第三者に殺されるが、たまたま通りかかった某機関のエージェントがその最後の言葉を聞き、成り行き上、ミッションを代行することになる。
だが、ターゲットを見つけ出し、面と向かいあってみると、幼なじみだったことがわかる。

そこから長い回想。

終わったらまた成年してからの回想、
さらに相手側の回想と続く。

ハードボイルドもの風のオチを
前半に持ってきて、
あとは長大な回顧録。

そっちが本編、さすがにダレずに
読ませるおもしろ味があった。