首に髑髏の首飾りを掛けた長老とおぼしき人物が洞窟から現れた。
左右の付き人は首を垂れ跪き、長老は杖を両手のひらに乗せて恭しく天を仰ぎ、奉拝する。

その儀式がひと区切りするのを見計らい、通訳を4人介して挨拶と寿ぎの言葉を贈る。続いて、生贄代わりに持参したみやげ物を恐る恐る差し出す。