いつもの500年分をパカッと

開けては飲み、開けては飲み…
その時間だけでも5年はかけたらしい。

どうしてそんなことができるのか
聞きたかったが、次は5年か10年先、
下手すれば50年先だと周りの人たちが
あきらめムードを漂わせて言った。

500年分というのは出まかせで
実際は50年だと自分は思っている。

ただ、500年分のインパクトに
これだけの人たちが集まった…
のかもしれない。

あれほど耳障りだった
パカッという音も
もはや心地よくなっている。