ハルマキの

皮を目指して

中央突破


雷鳴に

風鈴の涼やか音が

忙しげに乱れはじめる


懐かしい夏らしさ



いま

夏の風物詩は

生ハルマキの皮


皮を突き破る

それだけの夏



食卓では

皿に供された皮を

舌を尖らせて

突き破る


それが

いただきます


ごちそうさまならば

一枚だけ残した皮を

くるくると巻いて

皿の右側に置く


コンビニでも夏の間は

弁当を買うと

楊枝とセットの割り箸に

手拭きの紙タオル

2枚セットの

生ハルマキの皮を

入れてくれる