あと3段というところでコケて
空港内の医務室へ
連れて行かれるはめになった。

係員の肩を借りて歩けはしたが
右手を捻挫したようで痛い。

やっと医務室の前まできた。
が、嫌な予感がした。

医者と看護士、事務員が拘束され、
眠らされていた。

拳銃やマシンガンを持った武装集団が
占拠していた。
空港テロが密かに進行していたようだ。

私を連れてきた係員は拳銃で
後頭部を叩かれ、気を失った。

オマエ、災難だったな。
窓から見てたぞ、
あんなところでコケるかね。

災難なのは、今の状況のほうだ。