高木はなにを血迷ったか、
プレミアム企画を
ボツにしてしまった。

当の本人が3カ月かかって
練り上げたものだった。

他部署からも応援を
寄こしてもらったばかり。

高木は部長に呼ばれ、
そのまま社長室に向かった。