地元の人は、みんな
「わけまして」
と言っている。
最初は、
口で発音するときだけのことか
と思った。
しかし、
文字にしたときも
「わけまして」
と書いている。
ならば、
「ありがとう」も
「わりがとう」と
なるのでは……。
逆にまた、
「忘れました」は
「あすれました」になってしまうのか、
「わすれました」のままなのか。
「和気あいあい」は
「あきわいわい」になるのか、
「わきわいわい」になるのか、
ほかの組み合わせになるのか。
蓋し、
江戸っ子が
「ひ」を「し」と
発音するのと
同じような現象かとも思われる。
ただ、
江戸っ子は
「東」を「しがし」と言いはするが、
「しがひ」とは言わないらしい。
「潮干狩り」も「しおしがり」と言い、
「ひおしがり」とは言わないらしい。
もちろん、
江戸っ子でも
「東」にフリガナを振るときは
ちゃんと「トウ」とか「アズマ」とか
「ヒガシ」と書く。
もしかしたら、
地元の「わけまして」は
意味からして
「分けまして」なのかもしれない。
となると、
どういうことだ。
「わけまして」
と言っている。
最初は、
口で発音するときだけのことか
と思った。
しかし、
文字にしたときも
「わけまして」
と書いている。
ならば、
「ありがとう」も
「わりがとう」と
なるのでは……。
逆にまた、
「忘れました」は
「あすれました」になってしまうのか、
「わすれました」のままなのか。
「和気あいあい」は
「あきわいわい」になるのか、
「わきわいわい」になるのか、
ほかの組み合わせになるのか。
蓋し、
江戸っ子が
「ひ」を「し」と
発音するのと
同じような現象かとも思われる。
ただ、
江戸っ子は
「東」を「しがし」と言いはするが、
「しがひ」とは言わないらしい。
「潮干狩り」も「しおしがり」と言い、
「ひおしがり」とは言わないらしい。
もちろん、
江戸っ子でも
「東」にフリガナを振るときは
ちゃんと「トウ」とか「アズマ」とか
「ヒガシ」と書く。
もしかしたら、
地元の「わけまして」は
意味からして
「分けまして」なのかもしれない。
となると、
どういうことだ。