ご当地三つ星グルメ詐欺師調理師

近くの定食屋のオヤジが
料理本とロブションの写真を
見ながら作った
フランス料理のフルコース

昨日看板デカい看板出てたから
行ってみた。

最初に、どんなにまずくても
三つ星だと言わんばかりに
ライスの上に
ウメボシが三つ乗った皿が出てきた。

どや顔のオヤジ。

その顔にウメボシを投げつけてやった。

ウメボシのボシは干すという字だろが。

いい年こいたオヤジが泣き出した。

なんだ、こいつ…。

しゃーないから、なにも食わずに

代金の1万5千円きっちり置いて店を出た。
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さすらい食い倒れ探偵
浅見三つ彦星の事件簿
｢三つ星泣きじゃくり詐欺事件の巻｣
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後日談
頼んでないのに出前が来た。
どや顔のオヤジが来た。
カツ丼を置いていった。