人を小ばかにした顔つきで小腹がすいたからなんか食わせろと店に来た小林。
いつもの小林だ。
バイトの大林は「本日の小林」とオーダーを通す。
昼飯どきが過ぎ、他に客はいない。
客の小林にバイトの大林、店長の俺は中林。三人揃って「三林車」。
実際、この名称で俳句の結社をこの三人が発起人となり、知り合いの高名な先生にも同人として名を連ねてもらっている。
だから、出前の注文が入ると、小林は毎度のように三輪車で行けやと大林に言う。
もちろん大林は聞き流し、出来上がり次第バイクで出ていく。
いつもの小林だ。
バイトの大林は「本日の小林」とオーダーを通す。
昼飯どきが過ぎ、他に客はいない。
客の小林にバイトの大林、店長の俺は中林。三人揃って「三林車」。
実際、この名称で俳句の結社をこの三人が発起人となり、知り合いの高名な先生にも同人として名を連ねてもらっている。
だから、出前の注文が入ると、小林は毎度のように三輪車で行けやと大林に言う。
もちろん大林は聞き流し、出来上がり次第バイクで出ていく。