秋口から、洗わずに履いている靴下を今朝も履こうと決意を固めた。
あれ? なかに何か入っているようだ。
「本物のサンタより」と書かれた紙の包みだった。
中に入っていたのは、合格ラインを軽く上回る得点が無条件に加算される席に座れるチケットだった。