祭壇に贄を捧げ、ムニイ神父のクレド帳に血判をおす。ゴプンへ旅立つ者がみな行う儀式を済ませる。
このグルーナ礼拝堂からゴプンまでに、五つの修道院で説教をしなければならない。通例、一つめの修道院で賛同者を数人得て、その先に進むことになっている。得られなければ、ゴプンに引き返し、自らを生贄として祭壇に捧げなければならない。
賛同者を得て二つめの修道院に進むとしても、その間に異教徒の巣窟が点在する地域が待ち受けている。
これまで二つめの修道院にたどり着いた者は11人、ゴプンまでたどり着いた者は9人、クレド帳に血判を押した者は85人。つまり、74人は異教徒に八つ裂きにされた。巡礼の掟で、彼らは殉教者とすら見なされない。