ART BOOKの制作
約1カ月前に大竹伸朗さんの著書「見えない絵、
聴こえない音」を読んだのと、折元さんからの
チープな媒体に絵を描いてみたらというアドバイス
が重なって、自分も本を媒体にドローイングブック
を作りたくなってしまいました。
こういう衝動は一度始まると、とにかくやってみない
と気が済まない僕は早速手元にあった厚さ5cmの
画材屋で無料配布されている本にコラージュや
ドローイングを始めました。
やってみるとこれが面白くて、印刷媒体の上に絵の具
をのせるとじわーっと絵の具が弾けてテクスチャーが
変化したり、紙の質によって乾いた後の絵の質が変化
したり、下に描かれている絵と自身の筆跡が思わぬ
効果を生み出したりと発見の連続でした。
既に本に印刷されている絵を残すのか、潰すのか・・・
今はあまり深く考えずに自由にやっております。
そう何でもありなのだ。気に入ったページは切ってしまい
一枚の作品にしてもいいと思う。
1冊を始めたら、乾く間の時間がもったいないので
古本屋などで1~4ユーロで購入した本4冊、今は
合計5冊のART BOOKを同時に制作しております。