美術作家 肥沼義幸の制作日記 -975ページ目

ART BOOKの制作

約1カ月前に大竹伸朗さんの著書「見えない絵、

聴こえない音」を読んだのと、折元さんからの

チープな媒体に絵を描いてみたらというアドバイス

が重なって、自分も本を媒体にドローイングブック

を作りたくなってしまいました。


こういう衝動は一度始まると、とにかくやってみない

と気が済まない僕は早速手元にあった厚さ5cmの

画材屋で無料配布されている本にコラージュや

ドローイングを始めました。



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記


やってみるとこれが面白くて、印刷媒体の上に絵の具

をのせるとじわーっと絵の具が弾けてテクスチャーが

変化したり、紙の質によって乾いた後の絵の質が変化

したり、下に描かれている絵と自身の筆跡が思わぬ

効果を生み出したり発見の連続でした。

既に本に印刷されている絵残すのか、潰すのか・・・

今はあまり深く考えずに自由にやっております。

そう何でもありなのだ。気に入ったページは切ってしまい

一枚の作品にしてもいいと思う。


1冊を始めたら、乾く間の時間がもったいないので

古本屋などで1~4ユーロで購入した本4冊、今は

合計5冊のART BOOKを同時に制作しております。



美術作家 肥沼義幸の制作日記