美術作家 肥沼義幸の制作日記 -970ページ目

脳と利き手の関係性

Today's one work



美術作家 肥沼義幸の制作日記



新聞に絵を描いていると、プリミティブな要素の重要性

を考える事がある。一体、絵を描く時にどれくらい脳で

考えて、右手が動いているかという事だ。


右手が脳の意識を断ち切って、動く瞬間は何とも言え

ない危険な快感を伴った行為でもある。しかし、絵画理論

とかそういうものを飛び越えて、右手が何かを記憶してる

ではないかと思う時がある。


タブローと違って、一枚仕上げるのに5分もかから

ないこの制作プロセスをタブローでも試みれたら、また

違っ作品が生まれてくるのではないかと思っている。