夏から秋へ | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

夏から秋へ

 

 

9月末。

1ヶ月ほど制作を続けてきた大きいパネル板に油彩で描いていた

作品、どうにも目処がつかずに思いきってパネル板を中央から

電動ノコギリで真っ二つに切ってみる事にした。

 

今までに描いたことがない構図の絵になる予感がしていたのだが、

油彩を上手く使用する事が出来ず、気持ちも絵に入っていかなかった。

後悔はないが、2つに分かれたパネル板に何を描くべきなのか

ここ数日悩み、手を動かす事ができずにいる。

とりあえず、一度時間をおき再びチャレンジしてみようと思う。

 

夏から秋へ。

オランダから日本に本帰国してもうすぐ3ヶ月が過ぎようとして

いる。仕事を始め、日本での生活もだいぶ落ち着いてきた。

10月、11月は天中殺月なので今までの事を見返し、これからの

プランを考える為にゆっくりとした時間を過ごしていければと

思っています。