祈り | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

祈り

 

 

オランダの4月は良い天気が続いています。

例年だったらチューリップを眺めたり、海を見ながら散歩を

したり、日光浴を楽しんだりしているのですが、

今年はコロナの影響で不要不急な外出はできません。

 

病、死、不安をこれほど身近に感じるのは2011年の震災以降

ありませんでした。コロナウィルス、目に見えないものへの

怖れ。

 

それならばとスタジオに引き篭もり、「いざ制作を!」と

木炭でドローイングを描き始めているのですが

いまいちモチベーションがあがらず・・・

描いて、消して、眺めて、悩む日々を過ごしております。

やはり、生産性が上がらないのは辛いですね。

 

まぁ、モチベーションやバイオリズムはいつかは上がるのもの

と信じて、じっくり構えております。

そんな中、コンペティションに応募するためのアプリケーション

と過去作品をまとめたポートフォリオの作成が良い意味で

気分転換になったのがありがたい。

結局、何かをしていないと不安なのだ。

それと運動不足にならぬよう気をつけねば。

 

今は、はやく元の日常に戻れるよう祈るばかりです。