暖冬、そして運送準備 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

暖冬、そして運送準備

 

 

今年のオランダは暖冬だった。

1月、2月に雪が降る事もなく、凍った池でアイススケートを

楽しむオランダ人を見る事もなかった。

 

個人的には冷え性持ちなので、凍えるような寒さでなくて良かった。

気にしていた足先の冷えも、できるだけ毎日歩く事を意識したのが

良かったのか、日本から用意した足裏に貼るホッカイロも少し余り

そう。そう言えば、オランダでホッカイロのようなものを売って

いるのを見たことがないので、オランダ人で冷え性持ちの人は

あまりいないのかもしれないと思った。

 

自宅件スタジオに描きためた作品をストックしておく場所が

ないので、定期的に日本へ作品をまとめて運送しているのですが

1月と2月はその運送の準備と描きためた作品の写真撮影に多くの時間

を使いました。小さい作品はオランダ郵便ですぐに送れるのですが

1メートル以上の作品の大きさになると専門の運送業者にお願い

するしかなく、インボイスの作成や必要な書類にサインなど

業者とのやりとりにそれなりに準備と時間、そして費用を

かけなければいけません。作品を保管していくのも、描く事と同様に

エネルギーが必要な事だと実感。

 

そして2月末、モノタイプの作品も区切りがついた。

ここ2年間ほど、モノタイプを制作してきたが、もうまったく何も

出てこない様子。しばしの休息をとってから次の作品に取り組み

たいと思います。