長寿と画家 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

長寿と画家

 

 

ここ2ヶ月ほど、お昼の時間にYou Tubeで日曜美術館を

1話ずつ観ております。アーティストの物語を知ることで

学ぶことは多く、ふとした制作風景やエピソードから

新たな作品のイメージを得ることもあり、ありがたい。

 

ところで、画家の多くは長命な方が多い。最近、読んだ本

『 長寿と画家 』(著)河原啓子   フィルムアート社

の影響もあるのですが、長期に渡り制作を続ける事の大変さ、

いつインスピレーションが尽きるのか、常に不安を感じながら

晩年は思うように動かなくなっていく身体と向き合いながら

絵を描き続ける生き様。

 

目が見えなくなったら・・・、利腕が動かなくなったら。

『 長寿と画家 』でとりあげられている巨匠達は皆、

晩年にこれらの問題を抱えていた。

 

【 どこまで描き続けれるのか?】

 

先人から学ぶ事多く、僕が今できる事を考える。

日々、制作する事はもちろん大切だけれども、毎日歩く、

もしくは走って足腰だけは丈夫にしておきたいと思っています。