アッシャースレーベン滞在制作・2週間 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

アッシャースレーベン滞在制作・2週間

 

アッシャースレーベンでの滞在制作も2週間が経ちました。

毎日、スタジオに通い画面に向かう日々。

タブローになるであろう作品、ドローイングとコラージュなど。

紙に描いた作品が多いですが、アルミホイルの皿に描いて

みたり、何か新しい試みもしていきたいと思います。

 

おぼろげにここアッシャースレーベンでどのような作品を

自分が描くべきなのか?ふとインスピレーションが浮かんだと

思ったら、浮かんだビジョンは霧の中へ消えていく。

頭で考え始めると、高ぶった気持ちが自然とおさまっていく。

それは悪い事ではなく、今は気持ちを抑えておくべきだと

自分に言い聞かせる。

 

新しい環境で制作できる事は大きな喜びだが、同時に一点

突破口となる作品が出来るまではとても苦しい時間。

個人で市内を周っているが、コーディネーターが市内観光を

企画してくれたり、ドイツまたはアッシャースレーベンの

歴史を学ぶ機会を与えてくれるので、1作品はここ

アッシャースレーベンに関係した作品が描ければと思って

います。