International Summer Residency Aschersleben | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

International Summer Residency Aschersleben

 

ドイツ、アッシャースレーベンでの3ヶ月間の滞在制作が始まり

早1週間。だいぶ生活のリズムが整ってきたように思います。

昨年に続き、ドイツに長期滞在するのが2回目という事もあり、

いくぶん気持ちに余裕を持って制作を開始することが

できました。

 

昨年のライプツィヒでの滞在制作を思い返すと、始めから勢いよく

手を動かしていたように思う。失敗作をたくさん作れば、良い作品

もできると思う。だから、自分を信じてどんどん制作していく

のが回り道のようで近道なのかもしれない。

画材を思うように買えない不自由(アッシャースレーベンには

画材屋さんがないので事前にオーダーした画材待ちのため)

を何とかするのもイマジネーションの1つである。

 

 

ドイツの有名な現代画家ネオ・ラルホ美術館(2階)の上の階が

レジデンス・アーティストのスタジオになっていて、

どのスタジオもとても美しいです。

 

 

僕以外に3人のレジデンス・アーティストが滞在制作しています

が全員ドイツ人。アウェー感ありまくりですが、3人が親睦を

深めるためにドイツの試合を見ながらの夕食会を企画してくれたり、

英語でいろいろと親切にしてくれるのがありがたい。

日本もドイツも応援しています。

ちなみにこのまま両チームが勝ち進むと準々決勝であたること

になるのですが・・・今は両チームの健闘を祈ります!