ドローイングについて | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

ドローイングについて

 

 

 

一本の線を描く(ひく)。ドローイングという非常にシンプルな行為は

自分の意識の底に降りていく作業でもあり、移り変わる天気のように日に

よって浮かんでくるイメージは異なります。 人の顔、動物、仮面、抽象的な色、心象風景など。そして、紙という日本人にとって馴染み深い素材に絵を描く事はキャンバスに絵を描く事とは異なり何処かプレッシャーから解放され、ヒィジカルな力とスピリチュアルな力、また意識と無意識が上手い具合に混じり合っていくように思います。