キャンバスにテーマを求めない | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

キャンバスにテーマを求めない




ここ1週間、オランダは雨の日が続いています。

制作するにはベストな空模様。

通年ほぼ曇りのオランダではとにかく晴れた日は

外に出て日光浴しなければならないからである。

道端などでオランダ人の知り合いに会うと挨拶の後

まず天気の話題になるのには納得してしまう。

よく晴れた日は皆どこかHAPPYにみえる。


1カ月ほど前から精力的に絵を描いています。

思いつくイメージを新聞紙に、そしてキャンバスに。

キャンバスの作品は以前の作品と比べて

どこか軽い印象があるが、混色やレイヤーを重ねず

のせられた油絵の色彩はフレッシュで自分の中

ではこの変化を楽しんでいるように思う。


「キャンバスにテーマを求めない」 

パブロ・ピカソの言葉である。

日記を書くように日々新しい絵を描いていきたい。