『 五輪書 』 宮本武蔵 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

『 五輪書 』 宮本武蔵




「 千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。 」とは

剣人・宮本武蔵の言葉である。

前々から気になっていた武蔵の『 五輪書 』をお友達

から賃りて読んでみました。


合理主義を徹底した武蔵の考えには、今何をするべき

なのかシンプルに考える事、また過去を後悔することは

意味がない事など、気になる言葉を多く発見しました。


剣が道である事を体得したのは武蔵の晩年の事であり

何かを成し遂げるには日々の「鍛錬」が必要なんだなぁ

と改めて感じました。



「 初心の者でも、大刀・刀を両手で持って修練する

のが本当である。一命を捨てる時には、武器を残さず

に役に立てたいものである。 」


『 五輪書 』  鎌田茂雄(著) 講談社学術文庫 

宮本武蔵  地之巻より抜粋