春の陽気 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

春の陽気













ここのところ、オランダは春の陽気です。

今年は一度も雪が降らずに暖冬でした。こう天気が良いと

スタジオに行く前に太陽の光を浴びたいと思うので

自転車で市内に出たり、午前中はジョギングをしています。


毎回、ジョギングをしながら各ゴミ捨て場をチェックして、

何か作品の支持体になりそうなものや、面白そうなオブジェ

などを探しています。まだ使用可でルックスがいいものは

すぐに持っていかれてしまうので、これは良いという物が

あったらその場で持って帰るようにしています。

とはいえ、なかなか良いアイテムには出会えせんが

ちょっとした日々の楽しみでもあります。


ゴミ探しと言えば、オランダ出身の映画監督

ポール・バーホーベン(ロボコップの監督)の初期の映画

「ルトガー・ハウアー/危険な愛」(Truks Fruit )の中で

主人公の芸術家が廃材場からゴミを拾い集めて、彫刻

制作する印象的なシーンを思い出します。

「ダイ・ハード」のヤン・デ・ボン監督(この方もオランダ出身)

がこの映画の撮影をしているのも興味深いポイントです。

興味がありましたら是非、観てみてくださいね。

面白い映画です!!