Residency Card | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

Residency Card


美術作家 肥沼義幸の制作日記


本日、無事に1年間オランダに滞在するための

レジデンシー・カードをINDにて受け取る事が出来ました。


昨年の夏。

来年もオランダに残るべきか、他の国のレジデンスに

アプライするか、日本に帰るべきかと真剣に悩みました。


何故、お前はここに残るのか?

自問自答を続けた答えは1つだと気がつきました。


「 まだ、納得していないから。 」


それが一番の理由だと思う。

ライクスでの2年間は素晴らしいサポートのお陰で

至れり尽くせりのヘヴンな感覚だった。


オランダに残ると決めた時、やはり感じたのは

お金の問題だった。ビザをアプライするための費用。

こつこつとライクスからのサポート金額を貯金して

いたが、全然たりずに日本からの送金をお願いし、

法律事務所へのビザ申請のお願い、会計事務所へ

のビジネスプラン制作の委託、ビジネスをオランダで

していくための自身の会社設立と。1つ1つビザを

アプライするための資料を集めてきた。


その過程の中で、家族、アドバイスをして頂いた多く

の方に深く感謝し、より精進していかなければと作家

として、強く太く生きる覚悟が決まったように思う。


今日は制作の後、普段よりビールをたくさん飲んで

寝よう。ありがとう。