Project Room(犬の作品について) | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

Project Room(犬の作品について)


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約1年間、描き続けてきた犬の作品。


自分の中で、次のステップに進まなければならない。

そして、既に自分の興味は他の事に移っているという

気持ちが増してきていたので、これで犬のシリーズとして

の制作をストップする事にした。


2週間程前からプロジェクトルームを使って最後に

大きい作品を運びこんで、ドキュメンテーションを作成

した。


犬の作品からは、本当に多くの事を学んだ。

ある人は、この作品を観て「ただ犬が描いてあるだけ」

と言った。そしてある人は「怖い犬だね」とも言った。

またある人は「美しい」とも言った。


この犬の作品は自分にとって「何だったんだ?」とも

思った。この1年間、作品を描きながら何度も何度も

考えてきた事だ。


絵にしかできない事。写真ではできない事。

自己の投影。


こうして広い空間に作品を掛けてみて、1週間ほど

そのままの状態で絵と会話をしてみようと思った。

絵は何も言わなかったが、その空間を楽しんでいる

ような気がして、僕は少し嬉しくなった。


ふと、いつの日にか犬のシリーズ約20作品を

1つの空間に展示してみたいなぁとも思った。

機会があればだけれども。