1st Open Studio 2010 | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

1st Open Studio 2010

3月29日にライクス内輪でのスタジオオープンがありました。


1月~3月までのリサーチ。

ドローイング、油彩、セラミック、どの作品も昨年に

作った物と比べると少しずつ変化してきたように思う。

それは技術的な事であったり、絵を描く時の意識の

変化だと感じる。



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記



お友達のオランダ人映像作家のArieは、

「いつも思うのだけれどもペインターはタブローより、力を

抜いて描いたドローイングの方がいつもクリエイティブな

印象を受けるよね。」と言っていました。



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記



油彩はモティーフを犬に絞り、比較的大きなキャンバスへの

アプローチを続けています。ここ3ヶ月間は色に焦点を絞り、

描く前にどう展開していくかイメージトレーニングを重ねま

した。いつも油彩が一枚完成すると思うのです。


オリジナリティとは何なのか?

表層だけではない作品かどうか?


考えて考えて、黙って次を作る事。先に進まないといけ

ない事だけは確かだ。



美術作家 肥沼義幸の制作日記


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意外にいつも好評なのがセラミック・・・。

昨年は人型のイメージで作っていたのですが、飽きたので

ナイフ、しし唐、指など見の周りにある気になった物を取り

あげています。今回で小さい作品を作るのをストップし、

今後は1メートルぐらいの大きさにチャレンジしていこうと

考えています。


まぁ、とにかくあっという間に3ヶ月が経ってしまいました。