No concept | 美術作家 肥沼義幸の制作日記

No concept

美術作家 肥沼義幸の制作日記


作品を創る時に明確なコンセプトは必要なのか?

いつも疑問に思う時がある。


僕は、一度読んだ本を読み返すことは滅多にないの

だけれど、日本語の本が手元にあまりない事も

あって大竹伸朗さんの著書「見えない絵、聴こえない音」

を寝る前に何度も読み返している。



「衝動」

何かに突き動かされ、新しいモノを作らなければ

どうしょうもないという衝動。


「怒りのようなもの」

自身に対してのどうしょうもない「怒り」、

それが自分の背中を押してくれる。


「今日」

何を創ったか?



この3つが、今の自分の支えになっている事は確かだ。


何か…ナニか画面から滲み出てこい。


制作にはそんな「祈り」が必要な時もあると思う。