Van Abbemuseum
先月の半ば、ライクスのエクスカージョンで
EindhovenにあるVan Abbemuseum に行って
きました。
まだまだオランダにはたくさんの美術館があるのに
なかなか行く機会がなくて、ライクスの企画には本当
に感謝です。ついつい億劫になってしまう僕には
よい機会です。
この美術館に勤めているキュレーターの
Charles Escheはライクスのアドバイザーなので
時間を作ってもらい、カフェで少し話をしてくれました。
とてもいい経験になりました。本当にカフェも美術館の
空間もいい感じです。
企画展示も良かったのだけれども、何といっても
この美術館の常設展示で良かったのは、
アンゼルム・キーファーの展示ルームでした。
日本では、まとめて観る機会がなかったので、
じっくりと画面のテクスチャーなど観察させてもらい
ました。キーファーというと重厚な画面に暗く思い
テーマという固定イメージがあったのですが、
今回並べて展示されているそれぞれの作品を見て
いくと、厚塗りであったり、薄塗りであったり、画面に
コラージュをほどこしていたり、変形キャンバスを
画面上に付け加えていたりと作家の試行錯誤が観て
とれて、大変面白かったです。
さて、今週末はライクスのエクスカージョンで隣国ドイツ
に行き展示を観てきます。今年最後の旅行になるの
で、新しい刺激を得れるといいなぁと思っています。