Good painting
ライクス・アカデミーではアポイントメントを取れば
アドバイザーがスタジオに来て作品を観てくれます。
僕はここ一ヶ月でArman Eloyan(アーメン)と
Narcisse Tordoir(ナシース)の2人にスタジオに
来てもらいました。2人ともペインターです。
先日、ナシースとピーター・ドイグの画集や僕が
持参した資料などを見ながらいいペインティングとは
何だろうかと話をしました。
僕の英語が下手なのを即座に知ったナシースは
僕の絵を見ながらジェスチャーを使って,ここの部分は
Good,この赤は対比が強すぎはしないか?
などなど僕にとっては非常にエキサイティングな
時間でした。というのも、ナシースは僕の過去の作品を
まったく見ず、コンセプトなども聞かずに(たぶん
僕が説明できないと悟ってくれたのかなぁ)
今キャンバス上で起きている問題を話題に
して、いい絵画とは何かを話していました。
ここ1ヵ月は頭で考えて絵を描いていたのかなぁ。
シャガール、初期のベーコンやダニエル・リヒターなど
のペンティングを見ると最後に上手く自然に画面を
まとめているけれどもプロレスでは遊びと迷いがある。
本当にペインティングは奥が深い。
my studio