7月の定期受診・・と、私の日常。 | ミセス・ぽわん の “きょうもありがとう”

ミセス・ぽわん の “きょうもありがとう”

2006年6月ブログ開始。(きっかけは病気・・)
今では、Mr.Childrenのこと、家族のこと、趣味のこと、〝うちごはん”のことなど、好きな事を好きなように書いてます。
モットーは、『何が起きても、生きてればこそ!』〝今日もありがとう~”です☆”

$ミセス・ポワンの “きょうもありがとう”
 <ピンクの花をつけてきました~。>
  名前、知りませーん。



きょうは、月一度の外来の日。

採血を済ませ、
その結果を待って診察室に入った。

主治医あめちゃんとも、
もう5年以上のお付き合いになる。
主治医が、ずっと変わらない幸運を感謝。



『6.3やな。』

あめちゃんは、開口一番、
私が一番、気にしているだろうデータを伝えてくれた。
先月の5.7より上がってる。


腫瘍マーカーの【CEA】は
再発・転移を表す指標の一つだ。
基準値は0~5.0ng/ml

私の場合、発病が分かったときは、12.0 くらいあり、
その後、3.0~4.0代まで下がって、
いつからか、基準値を超えだした。


でも、
右肩上がりは心配だけど、
上がったり下がったりの繰り返しなので、
気にしないようにしている。


最初は、4.5が4.7になっただけで、
大騒ぎして、帰りの車の中で大泣きしたものだ。


慣れるもんだな。。
そんなことを、思った。


べっどに横になり、体の診察を受けた。

お腹の聴診、触診
(そんなに押さえると、痛いよお~。)

頸部、そして、鼠蹊部の触診。

診察うけながら、

『これって、意味あるのかなあ?』
『単なるパフォーマンスじゃないかい?』「
『いや、ここで、異常が見つかることだってあるんだから。。』

とか・・

『ああ、もっと可愛いショーツつけてくればよかったな。』
『でもおなかにくっきりミミズ跡があるんじゃあ、
 可愛いショーツも負けちゃうか・・』

などと、あほなことを考えてた。



椅子に座ると、
あめちゃんは、いつものようにPCに目をやりながら

『変わったことはないよな?』

と聞き、次に、

『いつも何してるんですか?』

と、聞いてきた。

おおっ!
丁寧語になった!!

ああー、
私がもう退職したから、こういう言葉になるのかあー

と、少し淋しくもあったが、
ここぞとばかり、アピール!!


『専業主婦してますよ!』

『先週は、つま恋に行って来ましたー!!』

『???なんや、それ。。』 

元の言葉に戻った!


そこに来て、
今まで黙ってた馴染みの外来ナースが乗ってきた。

『ああ、あの桜井和寿が3日間やったっていうライブですか~?』

『そうそう!!よかったよ~!!』


ひとしきり、ライブ話が弾んだ。

『なんで知ってるの?』と聞いたら、

『そりゃあ、私は、芸能通ですから・・』って、にたり~。

そっか~、ニュースで知ったのか。。


あめちゃんは、ぽカーンとしてたけど・・。



そんなこんなで、

5年1か月目の 定期受診は終了した。


・・・・・・・・・


帰宅すると、

母が
意味なく活躍していた。

父が大声を出している。

『さつま芋を掘りに行かなアカン。。』
と、
盛んに父を急き立ててるらしい。

さつま芋は、9月に掘るんだと言っても、

母は、理解できない。

今が真夏の7月だとは思っていないのだ。



ごはんを食べてると、

『何もせんのに、ご飯食べさせてもらって、ばちが当たる。』
と言う。




母は、何かをしたいのだろう。

何か、役に立ちたいと思ってるのだろう。


洗濯物の片付け、
台所の片づけ、
じゃが芋の皮むき、
掃き掃除・・


母は、したがるのに、

『私がするから、しなくていいョ』

なんて、
つれなく言ってるもんな。

だって、しても、後始末は私だし・・。



夕食時、母が、娘に言ってた。

『yukaちゃんは優しいな。
うちの孫はみんな優しいな~~。』と。


yukaは、

『おばあちゃんは、私らを、ずっとみてくれてたやろ、
みんな、ちゃんと覚えてるんやぞ。
ほやで、
みんな、おばあちゃんに感謝してるんやぞ。』

と、言ってた。

かなり、男っぽい口調だけど、
yukaの、
ホントの気持ちなんだな・・と思った。



私が、優しくない分、
子どもたちが優しくしてくれてるのか・・。

それで、いいわけでは
決してないけど、

大家族の有難味・・みたいなものを感じた。


あしたは、

少し、母の行動を、暖かく見守ってみようか・・。


そんなこと、思ってたら、


あ!!

あしたは、ディサービスの日だった。。


・・・・・・

以上、
どうってことない、私の日常でした。