今、ぼ~~っとしてたら、
ピアノの音が聴こえてきました。
Hakkaが弾いてたようです・・。
ピアノの音は、大好き。
このピアノは、
yukaとhakkaが小学1年の時から
弾いていて、
かれこれ15年くらい・・
・・に、なるんだなあ~。
今日の講演は、がんのチーム医療についてでした。
あめちゃんが司会をしてました。
なんだか、久しぶりにお会いした気が・・・。
やはり、受診が1ヵ月毎となると・・・疎遠になる??・・そんな感じです。
あまり、新しい話題はありませんでした。。
やはり、聞きながら、
ナースになったり・・患者になったり・・・してました。
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今。。治療方針で悩んでいる方がいらっしゃいます。
お一人は、80歳の患者様。
かなり進んだがんですが、転移はしていませんでした。
体力もあり、全身状態もよく、医師からは、手術を勧められました。
根治の可能性は大。
しかし、大手術になり合併症の危険性もある。
そして、うまくいっても、QOLに問題が残りそう・・なのです。
多分、声をなくします。
その1点で、迷っておられます。
明日、セカンドオピニオンに行かれます。
『ここの先生を信頼していないわけではない。
ただ・・親戚のものが進めてくれる別の医者の意見を聞いてみたい。
その上で、決めます・・』 と。
ご自分が納得して治療を選択するには、
もう少しの情報と、考える時間が必要でしょう・・・。
ただ・・時間をかけても、自分で選択できるのだから・・ほっとします。
そして、もうひと方は・・・・末期を迎えた患者の家族のかた・・。
診断がついた時には、もう手術は出来ないまでに進行していて・・
抗がん剤治療をしても、完治は到底無理。
何もしなければ、悪化するばかりで、苦痛も増すばかり。
患者本人は、『このしこりを取って楽にしてくれ』と言います。
が、それは、抗がん剤をしてもわずかに小さくなるだけでしょう・・。
点滴しても、抜いてしまい、胃チューブも抜いてしまう。
昼夜逆転し、不穏行動も日に日に酷くなっています。
患者様は・・・認知症が、日に日に進んでいるようなのです。
栄養補給をする為に、胃ろうを考えていますが、今の状態では、
あまりに低栄養であり・・、感染兆候もあり・・で、到底無理。
奥様は悩んでおられます。
何もしないことは恐くて出来ない。
ダメであっても、1度は治療を受けさせたい。
家族はみんなその考えだと・・。
だけど、苦しむだけなら可哀想かとも思うし。。。と。
本人には、告知がされていず、(認知症ということもあり。。)
本人の意志を聴くこともできません。
医師からは、化学療法をするかしないか・・
ご家族で決めてくださいと言われています。
今夜、一時外泊をすることになりました。
家に帰って、見慣れた風景を見たら、
少しは、落ち着くかも知れない・・との期待を持って・・。
治療の決定は、こういうケースの場合、とても難しいです。
(手術で治す・・と言う単純な選択肢だけの場合は・・本当に楽です。)
本来、自分で決定すべき事ですが、
悪化した状態になると・・・家族中心で選択することになる場合がある・・
患者不在での治療決定って・・・
延命だけが最善と考えるのでなく・・
せめて、苦痛の少ない・・
その人らしい生き方が、少しでも長く出来る選択をして欲しいものです。
