数学記号の表 Ⅵ【前】特定の集合
記号 | 意味 | 解説 |
---|---|---|
|•| | 濃度 | |S| は集合 S の濃度を表す。card S や #S も同じ。 |
card | ||
# | ||
{\displaystyle \aleph _{0}} | 可算濃度 | 自然数で番号付けのできる濃度。これは最小の無限濃度である。 |
{\displaystyle {\mathfrak {a}}} | ||
{\displaystyle \beth _{0}} | ||
{\displaystyle \aleph } | 連続体濃度 | 実数の濃度。これが可算濃度の次の濃度であるというのが連続体仮説である。 |
{\displaystyle {\mathfrak {c}}} | ||
{\displaystyle \beth _{1}} |
定数
詳細は「数学定数」を参照
ある数学定数を表すために広く習慣的に使われる記号がいくつかある。
記号 | 意味 | 解説 |
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0 | 0 | 加法における単位元、乗法の零元などを指す。 |
1 | 1 | 乗法の単位元、加法の零元などを指す。 |
π | 円周率 | 円周の直径に対する比 |
e | ネイピア数(自然対数の底) | リンク先参照。定義の一例として{\displaystyle {\frac {d}{dx}}a^{x}=a^{x}} | なる a。
i | 虚数単位 | 自乗して −1 となる数。電気工学系ではしばしば j を用いる。 |
j, k | 1, i と共に四元数体の、R上のベクトル空間としての基底をなす。 |