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日本ではフリーメーソンと言えば「秘密結社」で、おそらくは秘密の場所で秘密の会合をし、加盟会員も活動も完全に秘密だというイメージが強いかと思います。
でも発祥の地のイギリスに住んでいると、意外と身近なところに・・・いるんですよね~(;^ω^)
★フリーメーソンのグランドロッジ内は無料の観光ツアーができる?!
フリーメーソンのグランドロッジは、ロンドンの中心部、大英博物館の近くにあります。
(知らずに数年前に近くに宿泊したこともありました!)
公式ウェブサイトはこちら
ウェブサイトのホームページの一番右側の「CONTACTUS(連絡方法)」からは、「フリーメーソンにご興味のある方」というリンクにつながっています。
日本語のウィキによると世界での会員数は600万人で、英連邦ロッジには25万人所属しているそうです。
物価の高いロンドンの中でも、こちらのフリーメーソン博物館は入場も建物案内ツアーも無料なので、穴場の観光スポットですね!
日本人の方の訪問記をいくつかご紹介。
・ロンドン旅行記#5<二日目その3・フリーメイソン博物館ツアー篇>
~全然危険な秘密結社という感じではないけどジェントルマンオンリーの社交クラブというだけで十分変態っぽかった
映画の撮影などにも使われることも多く、建物自体は全体的にはオープンな感じのようです。
私も一度、見物に行ってみたいと思いつつ、つい子供優先になってしまい、まだ行けていません。
(お土産屋さんのフリーメーソン風テディベアが欲しい!)
★電車で見かけたフリーメーソン
数年前、アノニマスのデモ参加のためにロンドンを訪問し、夜に自宅へ帰ろうかと電車に乗ると、電車の運行がしばらく停止していたようでかなり満員でした。やむなく旦那は娘と、私は息子と離れた席に座ったのですが、なんと旦那の周り(向かい合わせで4人掛け座席の通路を挟んだ両側)がそれらしい人たちだったということ。
通路の反対側の人たちは私も見た時に何か違和感を感じたので覚えていますが(スーツだけど普通と少し異なっていた)、若くて体格のいい(おそらくは元軍人)の男性二人と年配の同じく体格のいい男性でした。その年配の男性がその混雑している電車の中でトランクを開けると、中にはフリーメーソンの特徴的なエプロンが入っていたそうで、たまたま旦那が見てしまったそうです。
(画像 イメージ画像)
旦那の周りに座っていた中年の男性3人のうち一人はフレンドリーで、うちの近所のケア施設の所有者だと話してくれたとか。
・・・ただアノニマスのデモの後で大興奮だったのが、遅れている電車は出発まで2時間以上の待ちになり、動き出してからもしばらくはフリーメーソンに囲まれた旦那は、気疲れして最悪だったそうです( ´艸`) (その時、何も知らない私は別の場所に座り、陽気な酔っ払いに囲まれて楽しいひと時を過ごしていました)
★友達の義父も会員だった
先日、10年近く、かなり親しい家族ぐるみの付き合いの友達の家に遊びに行ったら、壁に彼女の義父の写真が新しく貼られていました。
なんか変な恰好しているなと思って見ていたら、友人はさらっと「お義父さんね、フリーメーソンなのよ」と一言。私は表情に出さないようにと思いながら、軽く流しましたが。。本人にもお会いしたことがありますが性格が厳格というか一風変わった感じで、彼がよくロンドンに「仕事」で行っているなど、色々と不思議だったことに納得!(10年ほど経って初めて知ったのでよけい衝撃的でしたが)
ちなみに「変な恰好」と思ったのは、制服のようなエプロンと呼ばれる正装だったそうです。
★勧誘は新興宗教のようなノリ?
旦那が幼い頃、たまたま隣に住んでいた人がフリーメーソンの中でも高ランクの人だったため、よく「フリーメーソンの母と子の会」のような集まりに遊びに行っていたそうです。その集会は子供のために楽しめる施設や食べ物などが豊富で、けっこう楽しめたとのこと。
ただ旦那の父親は、何度誘われても「ごめん、興味ないわ」と断って会員にはならなかったのだとか。
その話を聞くと、私も子供の頃に近所の人の誘いで、色んな(新興)宗教の子供向けのイベントや旅行などに参加していたのとよく似ているなと思いました(;^ω^)
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・・・と、これが完全な秘密結社のようなイメージもあるフリーメーソンの中でも、あまり秘密でない部分との体験談でした。日本でもよくある新興宗教と、少し似ていませんか?
もちろん組織上層部が、秘密裏で行っていることは一般市民の私には知る由もないのですが、意外とオープンな部分も多いようですよ~
イギリスだけで会員が45万人いるということは、ひょっとしたら知らないだけで身近にもっと会員もいるかもしれません。
「友愛団体」であるフリーメーソンに関する詳しい話は、日本語でもたくさん情報がありますので割愛させていただきます。
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