アルジェントソーマ【未見アニメ】Ⅰ【前半】
国連軍[編集]
この時代の世界の軍隊。陸海空と宇宙軍が存在する。正確にはフューネラルも国連軍の一部部隊だが、しばし対立するためフューネラルメンバーから「軍」と別物扱いされる。なお国連軍という呼称は小説にのみしか登場しない。
キルゴア大佐
声 - 中田和宏
国連軍特殊部隊・トート部隊の指揮官でイネス失脚後にフューネラル司令となる。ザルク後継のトート部隊を率いる。就任後は准将に昇進した。リウ達に対して敵対的な態度をとる。
ウィルソン准将
声 - 岸野一彦
イネスの後ろ盾となっていた人物。退役を数年後に控えている。
リック・シュタイナー
声 - 三木眞一郎
タクトの大学の友人。階級は少尉。宇宙工学科の生徒だったが、戦争召集により軍へ入隊し成層圏迎撃機のパイロットとなる。フューネラルに緊急着陸した際にリウとなったタクトと再会したが、正体に気付かなかった。
かつてタクトの恋人であるマキに好意を抱いていた彼は、タクトの浮気話を他言しないと言いながらマキに話してしまい、その事実を謝る前にタクトが(名目上)死んでしまったことを悔いている。
マカロフ議長
声 - 嶋俊介
国連議会の議長。しばしば政治家と軍人の責任の擦り合いになる議会を円滑に進めようと苦心している。オデュッセウス号事件の真実をロレンスに告発されることを恐れている。
ドクター・スチュワート
声 - 清川元夢
フューネラルにてハティの精神カウンセラーを務めた。英語交じりの話し方をする。
士官
声 - 置鮎龍太郎
再建されたモルグでリウとハティを迎えた軍人。モルグの学者が軍の予算欲しさに志をもたず研究している姿にあきれている。
長官
声 - 村松康雄
国連軍の総責任者。政治家や軍人が論争を繰り広げる議会では口数は少ないが視線で圧力をかけることが多い。エイリアンが地球に飛来する目的についての議論では「我々がこれまで通り存在するためには、あくまでエイリアンの目的は「侵略」でなくてはならない」と政治的発言で論ずる。
作戦参謀
声 - 中嶋聡彦
国連軍の参謀。国連会議ではしばしば政治家との衝突を起こしている。ユリシーズ号に核を搭載して発射する計画を密かに進めていた。
その他の登場人物[編集]
Mr. X(デビット・ロレンス)
声 - 竹村拓
本名デビット・ロレンス。タクトを「リウ・ソーマ」として情報収集のためフューネラルに送り込んだ。リウに対しては常にもって回ったふざけた態度で接する。直接的な描写は無いが、リウ以外のフューネラルメンバーと接点が多い。シェークスピアの劇に詳しく、そのセリフを引用すること多々である。白の上下に左右が赤青の襟付きシャツのノーネクタイ姿が多い。
Mr. Xの呼称は劇中では一度も用いられておらずエンディングのクレジットの名義である。
マキ・アガタ
声 - 桑島法子
ユニバーサル大学生体工学科の学生でノグチ博士を強く支持している。口数の少ない美人。タクトとは恋人同士だった。フランクの復元実験中に事故に巻き込まれる。タクトとは楽しく過ごした描写があるものの、想いが強いあまり彼女につらく当たってしまうタクトに黙り込んでつらい表情を見せることも少なくはなかった。
ユーリ・レオノフ
声 - 高田祐司
伝説の宇宙飛行士。2044年、オデッセウス号にて深宇宙探査に出発、ペンローズツイスターホール(超空間の入り口)の調査に向かった際に消息を絶った。エンディングに出て来る宇宙飛行士の写真は彼である。
ノグチ博士
声 - 茶風林
ユニバーサル大学生態工学科の教授。宇宙工学科の学生であるタクトとは直接の接点はないが、恋人マキと共にいたいがために積極的にノグチ博士の講義に参加しており、提出されたタクトの論文とタクト自身を高く評価していた。フランクの再生・起動実験でタクトをメインスタッフに加えたことからもそれが伺える。「言葉は溝を埋めてくれる」「好奇心と探究心と行動力。どれひとつ欠けても真実に到達はしない。」「知りたいと強く願え。先に進みたければ。」が口癖。
ハリエットの祖父
声 - 沢木郁也
筋骨隆々とした逞しい初老の男性。元軍人で中東やアジアでの戦闘経験をもつ。ハリエットに妖精の話をよくしながら2人で山奥でひっそりと暮らしていた。
所長
声 - 稲葉実
ミス・ステイシー
声 - 水原リン
ハティが身を寄せていた孤児施設の関係者。宇宙に赴くハティを子供たちと共に見送る。
クローカ
声 - 矢島晶子
ユーリ・レオノフの妻。ユーリが宇宙で行方不明になった後、第一次遭遇戦でのエイリアンの来襲に巻き込まれ死亡。
エレイン・シモンズ
声 - 笹本優子
ダン・シモンズの妹。ドラマDDでは彼女がフューネラル基地を見学した際、ダンを良く紹介しようとしたためのメンバーとの空回りが描かれている。
スミス
声 - 岡和男
スミス夫人
声 - みきさちこ
教育要員
声 - 宮田浩徳
保安官
声 - 真殿光昭
エイリアン[編集]
概要[編集]
2054年に突如地球に飛来した金属生命体。地球到達後に一定の地点(巡礼ポイントと呼ばれている)を目指して進行するという性質以外はよくわかっていない部分が多く、地球に飛来する理由も不明であった。
2054年の襲来は後に第一次遭遇戦と呼ばれ甚大な被害をもたらし(この際に飛来したエイリアンをプライマリーエイリアンと呼ぶ)、以来人類は対エイリアン迎撃体制を整えた。巡礼ポイントにエイリアンが到達することでカタストロフがおこると仮定した人類は、巡礼ポイントに到達する前の速やかな迎撃を急務とした。
特徴[編集]
体長は20m前後のものが多いが、個体差があり大きなものも存在する。身体は金属で構成されており、シルエットは人間そのもので二足歩行をし、黄色掛かった肌をしている。頭部には目のような物が6個備わっており、普段は青いが攻撃を受け戦闘態勢に入ると赤く変色する。局所的な重力コントロール能力を有しており、これにより飛行や巨躯の制御を行う。飛行する際は背に天使の輪のような光輪が発生する。着地後はなぜか徒歩により巡礼ポイントを目指す。動作はザルクの挙動に比べかなり鈍重。
巡礼ポイント進行への障害物や進行を妨害するものに攻撃を加える。攻撃方法は打撃と、頭部から発せられる熱レーザー。
エイリアンの弱点は頭部でありここを破壊されると全身が黒ずんで停止する。
プログレッシブ・エイリアン[編集]
攻撃を受けると特異な能力を発現するエイリアン。飛来当初は通常のエイリアン(小説版ではタイプN)と区別がないが、外部から刺激を受けるとプログレッシブ反応を示し特殊能力を発現する。その状態で攻撃を受けるとさらに一段階高い能力を発現する第二段階プログレッシブ化を起こす。第二段階プログレッシブ化を起こすと通常の手段では打つ手が無くなるため、プログレッシブ・エイリアンに対してはワン・ショット・キル(一撃で倒すこと)が鉄則となっている。有す能力によってそれぞれアルファベットと数字を組み合わせたタイプ名が付けられている。
タイプH-2
ニューヨークに飛来した作中では初めて登場したプログレッシブ・エイリアン。両腕部からプラズマトーチを発生させ周囲のあらゆる物を融解する能力を有する。第二段階プログレッシブ化を起こすと、全身を3万K以上に発熱させ太陽のような状態と化す。以前、フランクフルト局地戦においてこのタイプのエイリアンにマイケルの部隊は全滅させられている。
タイプM-1
体を局所的に液相に変化させる能力をもち、通常弾やEX-1の拳を通り抜ける。体を無理に引き裂いても再び結合し元に戻る。ダメージを受けないため第二段階プログレッシブ化を起こすことはなかった。
タイプG-4
ダメージを受けると防御に特化する特性をもっており、カラーリングが通常のエイリアンと異なる。膝を抱えた姿勢のままゆっくりと飛行しながら巡礼ポイントへと向かった。プログレッシブ化により装甲表面の硬質化をし、第二段階プログレッシブ化により電磁防壁も備えたために電子制御兵器や荷電粒子兵器も効果がなくザルクの近接戦闘も不可能となった。共鳴による構造破壊を避けるため身体の分子構造も瞬時に入れ替える事も可能で、この能力によりフランクのアルケミストアームを1度は破った(対象の構造を特定できないため)。
タイプT-1
通常のエイリアンの1000倍もの大質量をもち、見た目にも非常に大きなエイリアン。再生能力や重力操作能力もサイズに比例して大きいため通常攻撃ではダメージは即座に回復し、またファブニールによる大出力の電磁ビームも重力場変動でねじ曲げた。
タイプS-1
超高速飛行タイプのプログレッシブ・エイリアン。作中では四肢を破壊されてから能力が発現していた。音速を超える速度と慣性を無視したような敏捷性をもつ。
その他のプログレッシブ・エイリアン
オペレーターのタイプ照合画面ではこれらの他に、H-1、C-4、A-5、V-1というタイプの存在が確認できるが、作中で描かれることはなかった。
この時代の世界の軍隊。陸海空と宇宙軍が存在する。正確にはフューネラルも国連軍の一部部隊だが、しばし対立するためフューネラルメンバーから「軍」と別物扱いされる。なお国連軍という呼称は小説にのみしか登場しない。
キルゴア大佐
声 - 中田和宏
国連軍特殊部隊・トート部隊の指揮官でイネス失脚後にフューネラル司令となる。ザルク後継のトート部隊を率いる。就任後は准将に昇進した。リウ達に対して敵対的な態度をとる。
ウィルソン准将
声 - 岸野一彦
イネスの後ろ盾となっていた人物。退役を数年後に控えている。
リック・シュタイナー
声 - 三木眞一郎
タクトの大学の友人。階級は少尉。宇宙工学科の生徒だったが、戦争召集により軍へ入隊し成層圏迎撃機のパイロットとなる。フューネラルに緊急着陸した際にリウとなったタクトと再会したが、正体に気付かなかった。
かつてタクトの恋人であるマキに好意を抱いていた彼は、タクトの浮気話を他言しないと言いながらマキに話してしまい、その事実を謝る前にタクトが(名目上)死んでしまったことを悔いている。
マカロフ議長
声 - 嶋俊介
国連議会の議長。しばしば政治家と軍人の責任の擦り合いになる議会を円滑に進めようと苦心している。オデュッセウス号事件の真実をロレンスに告発されることを恐れている。
ドクター・スチュワート
声 - 清川元夢
フューネラルにてハティの精神カウンセラーを務めた。英語交じりの話し方をする。
士官
声 - 置鮎龍太郎
再建されたモルグでリウとハティを迎えた軍人。モルグの学者が軍の予算欲しさに志をもたず研究している姿にあきれている。
長官
声 - 村松康雄
国連軍の総責任者。政治家や軍人が論争を繰り広げる議会では口数は少ないが視線で圧力をかけることが多い。エイリアンが地球に飛来する目的についての議論では「我々がこれまで通り存在するためには、あくまでエイリアンの目的は「侵略」でなくてはならない」と政治的発言で論ずる。
作戦参謀
声 - 中嶋聡彦
国連軍の参謀。国連会議ではしばしば政治家との衝突を起こしている。ユリシーズ号に核を搭載して発射する計画を密かに進めていた。
その他の登場人物[編集]
Mr. X(デビット・ロレンス)
声 - 竹村拓
本名デビット・ロレンス。タクトを「リウ・ソーマ」として情報収集のためフューネラルに送り込んだ。リウに対しては常にもって回ったふざけた態度で接する。直接的な描写は無いが、リウ以外のフューネラルメンバーと接点が多い。シェークスピアの劇に詳しく、そのセリフを引用すること多々である。白の上下に左右が赤青の襟付きシャツのノーネクタイ姿が多い。
Mr. Xの呼称は劇中では一度も用いられておらずエンディングのクレジットの名義である。
マキ・アガタ
声 - 桑島法子
ユニバーサル大学生体工学科の学生でノグチ博士を強く支持している。口数の少ない美人。タクトとは恋人同士だった。フランクの復元実験中に事故に巻き込まれる。タクトとは楽しく過ごした描写があるものの、想いが強いあまり彼女につらく当たってしまうタクトに黙り込んでつらい表情を見せることも少なくはなかった。
ユーリ・レオノフ
声 - 高田祐司
伝説の宇宙飛行士。2044年、オデッセウス号にて深宇宙探査に出発、ペンローズツイスターホール(超空間の入り口)の調査に向かった際に消息を絶った。エンディングに出て来る宇宙飛行士の写真は彼である。
ノグチ博士
声 - 茶風林
ユニバーサル大学生態工学科の教授。宇宙工学科の学生であるタクトとは直接の接点はないが、恋人マキと共にいたいがために積極的にノグチ博士の講義に参加しており、提出されたタクトの論文とタクト自身を高く評価していた。フランクの再生・起動実験でタクトをメインスタッフに加えたことからもそれが伺える。「言葉は溝を埋めてくれる」「好奇心と探究心と行動力。どれひとつ欠けても真実に到達はしない。」「知りたいと強く願え。先に進みたければ。」が口癖。
ハリエットの祖父
声 - 沢木郁也
筋骨隆々とした逞しい初老の男性。元軍人で中東やアジアでの戦闘経験をもつ。ハリエットに妖精の話をよくしながら2人で山奥でひっそりと暮らしていた。
所長
声 - 稲葉実
ミス・ステイシー
声 - 水原リン
ハティが身を寄せていた孤児施設の関係者。宇宙に赴くハティを子供たちと共に見送る。
クローカ
声 - 矢島晶子
ユーリ・レオノフの妻。ユーリが宇宙で行方不明になった後、第一次遭遇戦でのエイリアンの来襲に巻き込まれ死亡。
エレイン・シモンズ
声 - 笹本優子
ダン・シモンズの妹。ドラマDDでは彼女がフューネラル基地を見学した際、ダンを良く紹介しようとしたためのメンバーとの空回りが描かれている。
スミス
声 - 岡和男
スミス夫人
声 - みきさちこ
教育要員
声 - 宮田浩徳
保安官
声 - 真殿光昭
エイリアン[編集]
概要[編集]
2054年に突如地球に飛来した金属生命体。地球到達後に一定の地点(巡礼ポイントと呼ばれている)を目指して進行するという性質以外はよくわかっていない部分が多く、地球に飛来する理由も不明であった。
2054年の襲来は後に第一次遭遇戦と呼ばれ甚大な被害をもたらし(この際に飛来したエイリアンをプライマリーエイリアンと呼ぶ)、以来人類は対エイリアン迎撃体制を整えた。巡礼ポイントにエイリアンが到達することでカタストロフがおこると仮定した人類は、巡礼ポイントに到達する前の速やかな迎撃を急務とした。
特徴[編集]
体長は20m前後のものが多いが、個体差があり大きなものも存在する。身体は金属で構成されており、シルエットは人間そのもので二足歩行をし、黄色掛かった肌をしている。頭部には目のような物が6個備わっており、普段は青いが攻撃を受け戦闘態勢に入ると赤く変色する。局所的な重力コントロール能力を有しており、これにより飛行や巨躯の制御を行う。飛行する際は背に天使の輪のような光輪が発生する。着地後はなぜか徒歩により巡礼ポイントを目指す。動作はザルクの挙動に比べかなり鈍重。
巡礼ポイント進行への障害物や進行を妨害するものに攻撃を加える。攻撃方法は打撃と、頭部から発せられる熱レーザー。
エイリアンの弱点は頭部でありここを破壊されると全身が黒ずんで停止する。
プログレッシブ・エイリアン[編集]
攻撃を受けると特異な能力を発現するエイリアン。飛来当初は通常のエイリアン(小説版ではタイプN)と区別がないが、外部から刺激を受けるとプログレッシブ反応を示し特殊能力を発現する。その状態で攻撃を受けるとさらに一段階高い能力を発現する第二段階プログレッシブ化を起こす。第二段階プログレッシブ化を起こすと通常の手段では打つ手が無くなるため、プログレッシブ・エイリアンに対してはワン・ショット・キル(一撃で倒すこと)が鉄則となっている。有す能力によってそれぞれアルファベットと数字を組み合わせたタイプ名が付けられている。
タイプH-2
ニューヨークに飛来した作中では初めて登場したプログレッシブ・エイリアン。両腕部からプラズマトーチを発生させ周囲のあらゆる物を融解する能力を有する。第二段階プログレッシブ化を起こすと、全身を3万K以上に発熱させ太陽のような状態と化す。以前、フランクフルト局地戦においてこのタイプのエイリアンにマイケルの部隊は全滅させられている。
タイプM-1
体を局所的に液相に変化させる能力をもち、通常弾やEX-1の拳を通り抜ける。体を無理に引き裂いても再び結合し元に戻る。ダメージを受けないため第二段階プログレッシブ化を起こすことはなかった。
タイプG-4
ダメージを受けると防御に特化する特性をもっており、カラーリングが通常のエイリアンと異なる。膝を抱えた姿勢のままゆっくりと飛行しながら巡礼ポイントへと向かった。プログレッシブ化により装甲表面の硬質化をし、第二段階プログレッシブ化により電磁防壁も備えたために電子制御兵器や荷電粒子兵器も効果がなくザルクの近接戦闘も不可能となった。共鳴による構造破壊を避けるため身体の分子構造も瞬時に入れ替える事も可能で、この能力によりフランクのアルケミストアームを1度は破った(対象の構造を特定できないため)。
タイプT-1
通常のエイリアンの1000倍もの大質量をもち、見た目にも非常に大きなエイリアン。再生能力や重力操作能力もサイズに比例して大きいため通常攻撃ではダメージは即座に回復し、またファブニールによる大出力の電磁ビームも重力場変動でねじ曲げた。
タイプS-1
超高速飛行タイプのプログレッシブ・エイリアン。作中では四肢を破壊されてから能力が発現していた。音速を超える速度と慣性を無視したような敏捷性をもつ。
その他のプログレッシブ・エイリアン
オペレーターのタイプ照合画面ではこれらの他に、H-1、C-4、A-5、V-1というタイプの存在が確認できるが、作中で描かれることはなかった。