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【緊急】放射性物質「ヨウ素131」が欧州全域で謎の急増中! 専門家「出所も原因も不明」米露に怪しい動きも
2017.02.23
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キャンプ・センチュリー「Wikipedia」より引用
そんな不可解な状況に一石を投じる驚愕のニュースをオルタナティブメディア「Mysterious Universe」(2月22日付)が報じている。なんと、ヨウ素131の発生場所は東欧ではなく、北極だというのだ! 一体どういうことだろうか?
「Mysterious Universe」によると、先月ヨーロッパ各地でヨウ素131の増加が検知されると、すぐに放射性物質探知機を搭載した米軍の航空機「WC-135」が秘密裏に北極に向かったという。米政府は未だその事実を公表していないが、おそらくグリーンランドの氷の下に廃棄された冷戦時代の米陸軍軍事基地「キャンプ・センチュリー」を懸念してのことだと思われる。
同基地内には現在も放射性廃棄物が放置されており、氷床の融解とともに地表に露出、有害物質を撒き散らしている可能性があるのだ。基地の露出には数百年以上かかるといわれているが、地球温暖化の影響ですでに基地の一部が地表に露呈していることが分かっている。
画像は「Daily Mail」より引用
さらに、英紙「Express」(2月21日付)はロシアが秘密裏に核実験を実施した可能性に言及。最初にヨウ素131の上昇が検出されたのが、ちょうどロシアとノルウェーの国境付近であること、ヨウ素131は広島型原子爆弾で使用されたウラニウム235やプルトニウム爆弾の爆発で発生することを指摘している。
いずれにしろ、福島第1原発事故を経験した我々日本人としては他人事とは思えない恐ろしい事態がヨーロッパを襲っているようだ。一刻も早い真相解明を願ってやまない。
(編集部)
参考:「Daily Mail」、「Mysterious Universe」、「Express」、ほか